http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/09/techno-super-liner_n_7249744.html
115億円かけて建造した超高速旅客船「スーパーライナーおがさわら」が、一度も定期航路に就かないまま解体される。
広島県・江田島の解体場に係留されている姿を5月6日、カメラに収めた。
小笠原諸島は、都心から約1000km南方にある絶海の孤島。豊かな自然が残り、2011年には世界遺産に登録された。
島内には空港がなく、船が唯一の旅客輸送ルートになっている。竹芝埠頭?父島間は旅客船「おがさわら丸」で約25時間もかかる。
そこで白羽の矢が立ったのが、「海の新幹線」という触れ込みで、国家プロジェクトとして開発されたテクノスーパーライナーだった。
1989年に運輸省(現国土交通省)が研究補助金として投じた国費は39億円。1隻だけ造られた実用船の建造費は115億円だった。
アルミ合金製の船舶としては、建造当時は世界最大級の超高速船だった。742人を乗せて、
38ノット(時速70キロ)の高速航行が可能で、この船を使って、都心から父島まで約16時間に短縮する計画。
2004年11月には「スーパーライナーおがさわら」と命名された。
だが、原油価格の高騰が計画を狂わせた。2005年に国と東京都は、年間30億円に上る赤字が見込まれることから、
負担の折り合いがつかず就航を断念した。一度も使われないまま、岡山県の三井造船玉野事業所に係留された後、
船舶解体会社のある江田島に運ばれて解体のときを待っている。2011年の東日本大震災直後、
宮城県石巻市に寄港して被災者に無料開放したのが、最初で最後の晴れ舞台だった。
解体所に係留された「スーパーライナーおがさわら」は原形を留めているものの、右側の船腹には大きな傷が放置されていた。
イルカのマークも尾が切れ、痛々しい姿となっていた。近隣の民家で草刈りをしていた
男性は「あの場所に去年からずっと置いてあるが解体は始まってない。アルミの船なので勿体ないね」と話していた。
2 ::2015/05/10(日) 19:51:09.85 ID:CyOgNBFF.net
おつかれさまでした
計画はバブルの頃だから
バブルの残骸というべきか
どうせスクラップだからと隣の船との間に防舷材(クッションみたいなもの)も挟まずに横付け。
だから波や風でガンガンぶつかってあんな傷に。
ちなみに横付けされてた船(退役した海自の護衛艦)はすでに解体済み
もともと小笠原のために建造した船じゃないだろ。
他に使いみちがなかったので、小笠原向けに試しに運航してみただけで。
普通の船なら中古船として売られるんだけど
いつのまにか中国の怪しい会社が買って研究されてしまうので、今回は解体処分
海自でという話しはあったが、維持費高杉で受け取り拒否されたんだろ
小型高速艇は大抵どこも失敗してんな。特に日本みたいに波が荒い地域は
厳しいのに。
勿体ないけど仕方がないよな
また必要性が出れば新しいのつくればいい
そういや日本唯一だったホーバーも変わり果てた姿になってたな
バブルの遺産だろ
さっさとスクラップにしとけばいいのにいつまで係留させてるんだ
将来はイオンのビール缶にでもなるのかなぁ?
維持費いくらかかるかな
停泊係留場所の費用
常設するなら漁協へも補償がいる
姉 中台航路で活躍中
妹 海自が借用中
なっちゃんぽいから海自にとでも思ったが、
海自が動かないならなんかの理由があるんだろうね。
で右舷の傷はなんなんだよ
安く買い叩ければ運用コストをチャラに出来るんじゃね?
大戦末期の日本軍じゃあるまいし丸裸の船が何の役に立つんだよ
排水量14,500トン 速度:50ノット 動力:GE製 LM2500 2基(米海軍ワスプ強襲揚陸艦と同じ)
燃料大食いするので普通の船(おがさわら丸)の4倍のコストがかかるわりに積載量1000トンしかないので
生活物資も満足に輸送できないという仕様だった。
軍用に転用するより
おそらく新造した方が早いんだろうねえ
軽空母にするには小さいかでも結構大きい船なんだね
この船が竣工した頃は、1バレル=10ドル台。
今は1バレル=50ドル台。
アルミの船は燃えやすいから軍用では完全否定。
今、先進国の軍隊でアルミを使用している艦船はほとんどない。
ナッチャンworldや親戚の米海軍HSV2がアルミ船体で輸送艦として運用しているが
LM2500ガスタービン(計50メガワット)より燃費の良いキャタピラー社製
3618ディーゼルエンジン(計29メガワット)で45ノット出せてるからな。
しかもおがさわらより軽量の1万トンで積載量も多いからおがさわらは時代遅れ
元々軍用の実験船だろ
穴開けたのもわざと。機密だから。
公務員の計画ってのはすごいんだぞ。節約のために民間ではまずもって使わないほどランニングコストが低いプリンター使ってるくらい計算してる。
ただ、そんなプリンター買う奴なんて滅多にいないから競合も起きず価格が普通のプリンターの40~50倍になってるのを公務員が買ってる。公務員の費用に対する意識ってそんなもん。何もかもがずれてる。
速いとはいえコストとの兼ね合いでそこまで需要ないって事か。
東日本フェリーのナッチャンレラを思い出したわ。
あれもわざわざ港を改修までしたのに、早々に他所に売っちゃって意味なかったな。
あれは速度だすと養殖業に被害がでて速度だせなかったのが響いたんじゃなかったっけ
いや、燃料高騰が決定打
自衛隊で買い上げりゃ良かったのにとは思うが借りて買わなかったんだから理由あんだろな
アルミの船は燃えやすいから軍用では完全否定。
今、先進国の軍隊でアルミを使用している艦船はほとんどない。
これだから国家プロジェクトってのは信用ならない
誰も責任取らないんだから
高速双胴船でエンジン発電で圧縮空気を作って送り込んで浮かせるという構造上
重油エンジンじゃあ重い上に全く力不足。
つまり全部を作り変えるしか、、、
146 ::2015/05/10(日) 22:03:36.80 ID:LrzyDITn.net
単純に、三井造船と三菱重工をもうけさせるために作った船。
しかし技術力がなくて、実用に足らないゴミ糞しかできず、
ツケは国民へ。
何かしらの先進技術の実証があるのなら
安いもんだよ
貧乏人ほど税金の無駄遣いに寛容ってのを証明してどうする。w
1960年代にアメリカがやったSES200の焼き直しの何処に
先端技術があったのかと
これ、港湾インフラが完備してる日本の島嶼防衛用に高速運搬船として研究してた奴だよね。
最初はスケールの小さい船を試作して技術検証と問題の洗い出しをやって、のちに大型船を
開発して有事には高速兵員輸送船に仕立てようっていう計画だった。
もとはアメリカで研究が始まった分野だったが、アメリカは大きさ重視で速度はある程度犠牲に
して経済性を優先にして、実際に事前集積船として運用を開始している。
日本はそこまで大型でなくても高速を重視して強襲揚陸艦を必要としない港湾設備の完備した
島嶼への緊急輸送を重視した。
そういう意義があっての開発だから、この船だけみると115億円の無駄遣いに見えるが、防衛向けの
装備研究の一端も担った事業だったから、別にまるっと無駄だったわけではない。
今ならオスプレイあるし
115億って意外に安いな
太平洋フェリーの1万6千トンフェリーとかわらないじゃん
1001 :2099/09/09 09:09:09.99 ID:99999VER3.781
http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1431254985/
観光客が増えすぎて迷惑扱いかよ
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