1: :2014/10/14(火) 15:59:02.74 ID:
全然わからん
追憶は「現在」のもっとも清純な証なのだ。愛だとかそれから献身だとか、そんな現実におくためにはあまりにも清純すぎるような感情は、追憶なしにはそれを占ったり、
それに正しい意味を索めたりすることはできはしないのだ。それは落ち葉をかきわけてさがした泉が、はじめて青空をうつすようなものである。泉のうえにおちちらばっていたところで、落ち葉たちは決して空を映すことはできなにのだから。
追憶は「現在」のもっとも清純な証なのだ。愛だとかそれから献身だとか、そんな現実におくためにはあまりにも清純すぎるような感情は、追憶なしにはそれを占ったり、
それに正しい意味を索めたりすることはできはしないのだ。それは落ち葉をかきわけてさがした泉が、はじめて青空をうつすようなものである。泉のうえにおちちらばっていたところで、落ち葉たちは決して空を映すことはできなにのだから。
4: :2014/10/14(火) 16:00:39.09 ID:
文学賞を川端康成にとられた人
6: :2014/10/14(火) 16:00:57.56 ID:
「現実しんどすぎ、愛とか献身とかは思い出補正にしかないよねー」ってだけじゃねえの
7: :2014/10/14(火) 16:03:24.73 ID:
こういう無駄に読みにくい文章はもう時代遅れやわ
無理して読む必要ない
無理して読む必要ない
8: :2014/10/14(火) 16:04:02.79 ID:
1回読んで理解出来ないんだが?
9: :2014/10/14(火) 16:04:10.17 ID:
頭が良すぎて生きてるの辛そう
まあ死んだけど
まあ死んだけど
10: :2014/10/14(火) 16:05:24.89 ID:
「大内先生を想ふ」
ヂリヂリとベルがなつた。今度は図画の時間だ。しかし今日の大内先生のお顔が元気がなくて青い。
どうなさッたのか?とみんなは心配してゐた。おこゑも低い。僕は、変だ変だと思つてゐた。
その次の図画の時間は大内先生はお休みになつた。御病気だといふことだ。ぼくは早くお治りになればいゝと思つた。
まつてゐた、たのしい夏休みがきた。けれどそれは之までの中で一番悲しい夏休みであつた。
七月二十六日お母さまは僕に黒わくのついたはがきを見せて下さつた。それには大内先生のお亡くなりになつた事が書いてあつた。
むねをつかれる思ひで午後三時御焼香にいつた。さうごんな香りがする。
そして正面には大内先生のがくがあり、それに黒いリボンがかけてあつた。
あゝ大内先生はもう此の世に亡いのだ。
僕のむねをそれはそれは大きな考へることのできない大きな悲しみがついてゐるやうに思はれた。
平岡公威(三島由紀夫)、9歳の作文
ヂリヂリとベルがなつた。今度は図画の時間だ。しかし今日の大内先生のお顔が元気がなくて青い。
どうなさッたのか?とみんなは心配してゐた。おこゑも低い。僕は、変だ変だと思つてゐた。
その次の図画の時間は大内先生はお休みになつた。御病気だといふことだ。ぼくは早くお治りになればいゝと思つた。
まつてゐた、たのしい夏休みがきた。けれどそれは之までの中で一番悲しい夏休みであつた。
七月二十六日お母さまは僕に黒わくのついたはがきを見せて下さつた。それには大内先生のお亡くなりになつた事が書いてあつた。
むねをつかれる思ひで午後三時御焼香にいつた。さうごんな香りがする。
そして正面には大内先生のがくがあり、それに黒いリボンがかけてあつた。
あゝ大内先生はもう此の世に亡いのだ。
僕のむねをそれはそれは大きな考へることのできない大きな悲しみがついてゐるやうに思はれた。
平岡公威(三島由紀夫)、9歳の作文
24: :2014/10/14(火) 16:15:55.59 ID:
>>10
情景が瞬時に想像出来るからすげーわこれ
9歳でこれか、俺も頑張らないとな
情景が瞬時に想像出来るからすげーわこれ
9歳でこれか、俺も頑張らないとな
11: :2014/10/14(火) 16:05:25.85 ID:
もっと分かりやすい文章のから読めばいいのに
12: :2014/10/14(火) 16:05:59.46 ID:
文学賞で騒いでた時三島が生きてたらなぁってレスを結構見たが
あの時代だからこその良さで今となっちゃアイタタターなんだよね
あの時代だからこその良さで今となっちゃアイタタターなんだよね
13: :2014/10/14(火) 16:06:13.48 ID:
こういう文がすごくもどかしい
俺が頭悪いから理解出来ないだけなのかもしれんが
俺が頭悪いから理解出来ないだけなのかもしれんが
14: :2014/10/14(火) 16:06:56.00 ID:
三島はかなり分かり易い方じゃね
大江はマジでイミフ
大江はマジでイミフ
15: :2014/10/14(火) 16:07:37.14 ID:
>>14
じゃあ>>1の文解説してくれ
じゃあ>>1の文解説してくれ
16: :2014/10/14(火) 16:09:47.69 ID:
>>15
愛とか献身とかは理由付けが無いと胡散臭い
愛とか献身とかは理由付けが無いと胡散臭い
21: :2014/10/14(火) 16:14:54.38 ID:
>>16
それはなんとなく分かるが最初の一文がわからん
それはなんとなく分かるが最初の一文がわからん
28: :2014/10/14(火) 16:19:37.50 ID:
>>21
愛や献身を「清純」と言うには追憶でそれに肉付けしないとダメ→だから追憶こそが清純の証
って事じゃね
前後の文が無いから断定は出来ないけど
愛や献身を「清純」と言うには追憶でそれに肉付けしないとダメ→だから追憶こそが清純の証
って事じゃね
前後の文が無いから断定は出来ないけど
17: :2014/10/14(火) 16:11:24.73 ID:
格好良い文章だな
19: :2014/10/14(火) 16:13:23.99 ID:
どれだけ賢そうに見える文章を書くかが作家のステータスになる時代の遺物だからな
20: :2014/10/14(火) 16:13:32.22 ID:
金閣寺なんかのごちゃごちゃした二項対立的な議論結構おもしろかった(わかってるとはいわない)
22: :2014/10/14(火) 16:15:08.37 ID:
>>20 高卒なんだが大丈夫か?
30: :2014/10/14(火) 16:20:45.57 ID:
>>22
わからんでも時間置いて読むとよかったりするから
わからんでも時間置いて読むとよかったりするから
37: :2014/10/14(火) 16:26:30.42 ID:
>>30 そうだよね。一回でわからんでも二回読めばいいよね
23: :2014/10/14(火) 16:15:29.46 ID:
三島は純文学だけでなく
コメディでもエッセイでも何でも書けた。
「卵」という短編で筒井みたいなナンセンスギャグも書いてるし
「夏子の冒険」はまんまラノベ
文学だけで三島を評価されるのはもどかしい。
本当におもしろいおっちゃんなんだよ。
コメディでもエッセイでも何でも書けた。
「卵」という短編で筒井みたいなナンセンスギャグも書いてるし
「夏子の冒険」はまんまラノベ
文学だけで三島を評価されるのはもどかしい。
本当におもしろいおっちゃんなんだよ。
33: :2014/10/14(火) 16:23:30.53 ID:
>>23
オバQ大好きだったらしいな
オバQ大好きだったらしいな
25: :2014/10/14(火) 16:17:18.05 ID:
全然頭入ってこねえ
26: :2014/10/14(火) 16:17:59.97 ID:
F104読んでかっけーなと素直に思った
27: :2014/10/14(火) 16:19:08.37 ID:
追憶って昔のことでしょ?
追憶は「現在」のもっとも清純な証ってどういうことなの?
追憶は「現在」のもっとも清純な証ってどういうことなの?
29: :2014/10/14(火) 16:20:00.40 ID:
追憶があって現在があるってことを言いたいの?
まじで意味がわかんねえ
まじで意味がわかんねえ
31: :2014/10/14(火) 16:20:51.42 ID:
ああ、読み違えた
現在か
現在における愛や献身の清純さを証明するのに追憶が必要ってことかな
現在か
現在における愛や献身の清純さを証明するのに追憶が必要ってことかな
32: :2014/10/14(火) 16:23:21.92 ID:
落ち葉=時間の堆積
と言えば解るか?
と言えば解るか?
34: :2014/10/14(火) 16:23:46.92 ID:
いくたびもわたしは、追憶などはつまらぬものだとおもいかえしていた。
それはほんの一、二年まえまでのことである。
わたしはある偏見からこんなふうに考えていた。
追憶はありし日の生活のぬけがらにすぎぬではないか、よしそれが未来への果実のやくめをする
場合があったにせよ、それはもう現在をうしなったおとろえた人のためだけのものではないか、なぞと。
熱病のような若さは、ああした考えに、むやみと肯定をみいだしたりしがちのものである。
けれどもしばらくたつうちに、わたしはそれとは別なかんがえのほうへ楽に移っていった。
追憶は「現在」のもっとも清純な証なのだ。
それはほんの一、二年まえまでのことである。
わたしはある偏見からこんなふうに考えていた。
追憶はありし日の生活のぬけがらにすぎぬではないか、よしそれが未来への果実のやくめをする
場合があったにせよ、それはもう現在をうしなったおとろえた人のためだけのものではないか、なぞと。
熱病のような若さは、ああした考えに、むやみと肯定をみいだしたりしがちのものである。
けれどもしばらくたつうちに、わたしはそれとは別なかんがえのほうへ楽に移っていった。
追憶は「現在」のもっとも清純な証なのだ。
35: :2014/10/14(火) 16:24:31.15 ID:
なんとなくわかった
なんとなくでいいや
なんとなくでいいや
36: :2014/10/14(火) 16:25:39.94 ID:
前文読んだらなんとなくわかったような気がした
38: :2014/10/14(火) 16:26:34.21 ID:
過去の愛に思いを馳せる現在こそが清純だ
過去の愛に落ち葉を掻き分ける様に思いを馳せる時 それは泉に映る空のように美しいものなって甦るだろう
過去の愛に落ち葉を掻き分ける様に思いを馳せる時 それは泉に映る空のように美しいものなって甦るだろう
40: :2014/10/14(火) 16:32:10.75 ID:
三島の文章は情報が多いから一見わかりにくいだけで整理すれば大体理解できると思う
情報を極端に削ぎ落として「察しろよ」ってタイプと、文法崩しても意味が通るギリギリのラインを攻めるタイプの作家はホントに難解
情報を極端に削ぎ落として「察しろよ」ってタイプと、文法崩しても意味が通るギリギリのラインを攻めるタイプの作家はホントに難解
41: :2014/10/14(火) 16:41:18.92 ID:
実際に直面していることに愛とか献身とか言っちゃう奴くっさ
後から思い出して浸るもんだろってこと?
後から思い出して浸るもんだろってこと?
1001: :2099/09/09 09:09:09.99 ID:
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