森永卓郎氏が「ミヤネ屋」で、佐世保同級生殺害事件の加害女子生徒の父親に対し「凄くアンフェア」と非難


1日放送の「ミヤネ屋」（日本テレビ系）で、経済評論家の森永卓郎氏が、
佐世保同級生殺害事件について加害者側女子生徒の父親を「凄くアンフェアだ」と非難した。

番組では、佐世保市の高1女子殺害事件を取り上げ、加害女子生徒を診察していた医師から児童相談所に
「このままでは人を殺しかねない」との通報があったことを伝えた。

事件前に通報があったにも関わらず、個人を特定できる情報がなく対策ができなかったという児童相談所、
そして行政の対応に対してコメンテーター陣から厳しい非難が出る中、
司会の宮根誠司氏は医師が児童相談所に連絡するということは
「（加害者は）お医者様の前で『人を殺したい』というようなことを言ったような気がするんですよね」と森永氏に訊ねた。

森永氏は「私はね児童相談所に問題があったのかも知れないですけど、もっと大きな責任はやっぱり加害生徒の父親にあると思うんですよ」と、
加害女子生徒の父親に対して言及した。

続けて森永氏は「これだけ大きな事件になっているのに未だに父親が会見も開いてないし、取材も受けてないし、
被害者に対する謝罪言ってない釈明もしてないっていうのはどうしても納得できないんですね」と、
加害者の父親が事件後に目立った行動を起こしていないと指摘。

すると宮根氏は「謝罪に行こうとしたけど、行けなかったいう情報もあるんです」と、コメント。

しかし森永氏は「何故こういうことが起こったのか、一番事情を知っているのが父親のはずなんですよ。
子供を育てる親というのはそのぐらいの強い責任があると私は思うんです」
「それを黙ったままっていうのは、私は凄くアンフェアだと思います」と、保護者という立場の父親に対する厳しい持論を展開した。

一方で、この女子生徒と接見した弁護士は「父親のことは尊敬している」
「新しい母にはすぐに慣れ仲良くしていた」と女子生徒が証言しているとの内容も番組では紹介した。

これに対し、宮根氏は「お父さんのことは尊敬していると言いながら、金属バットで殴打するというところは、我々大人からすると…」とコメント。

ここで、森永氏は割って入るように「いや、だって普通に考えてね、自分のお母さんが亡くなってですよ、
たった半年で若い女性と再婚するって言ったら子供はどう思うかっつったら、普通だったら『ふざけるな』って思うのが多分普通の感情だと私は思いますけどね」と、
女子生徒の行動に対して理解を示しながら父親を非難した。

これに対し宮根氏は「そういうご家族もいらっしゃると思いますが、それを乗り越えている人がほとんどなわけで…」と付け加えた。
http://news.livedoor.com/article/detail/9105145/